[ 機械 ]

ヤマハ発、海底探査レース参加 日本チームに技術者派遣

(2017/5/11 05:00)

  • 自律型海中ロボのイメージ

【浜松】ヤマハ発動機は10日、無人海中ロボットによる水深4000メートル級の国際海底探査レースに参加すると発表した。日本の産学官連携チーム「クロシオ」に技術者1人を派遣した。マリン事業、無人ヘリコプター事業で培った技術や世界に展開する拠点を生かし、チームへの貢献を目指す。

クロシオは海洋研究開発機構(JAMSTEC)や東京大学、三井造船などで組織する。ヤマハ発は共同研究契約を結んで参画。自律型海中ロボットや洋上中継器の開発や製造を通じ、制御技術の高度化や深海における事業可能性を探る考えだ。

レースは米国のXプライズ財団が主催。今年9月に水深2000メートル海域、2018年9月に水深4000メートル海域での海底マップの構築とターゲットの写真撮影を行い、同年12月に結果が発表される。

(2017/5/11 05:00)

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