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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/5/18 05:00)
NTNは自動車メーカーが求める高速回転性能を満たし、業界最高の毎分2万回転まで対応可能なプーリー用軸受を開発した。エンジン補機ベルトの位置調整用アイドラプーリーや、張り調整用オートテンショナーに内蔵する軸受。エンジン小型化に活用できるとして5月下旬にも提案活動をはじめ、2020年にも量産化を狙う。価格は従来品と同等程度に抑える。販売目標は20年度に年14億円。
エンジンの小型化でエンジン補機類のレイアウトが複雑化している。これに対応するため補機ベルトの屈曲性を向上するのに伴い、ベルトを這(は)わせるプーリーの外径を小径化する傾向にある。プーリーの小径化は回転性能を高める必要があるが、従来の軸受は毎分1万5000回転が限界で、毎分1万7000回転以上を満たす軸受が求められていた。
設計見直しにより軸受内輪とシール材が接するシールリップ部の発熱を抑えた。軸受内部の保持器の形状と材料を工夫し...
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(2017/5/18 05:00)
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