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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/5/18 05:00)
旭化成は17日、電気自動車(EV)メーカーのGLM(京都市左京区、小間裕康社長)と共同で、EVの次世代クロスオーバー車のコンセプトカー「AKXY(アクシー)」を開発したと発表した。旭化成グループの自動車関連部材を多数搭載。GLMのEVプラットフォームを活用することにより実走行が可能な設計にした。旭化成は自動車分野での総合力をアピールして、車メーカーなどに自社製品の採用を働きかける。
アクシーは全長4685ミリ×全幅1813ミリメートル×全高1562ミリメートルで、3人乗り仕様。モーターはGLMのスポーツEV「トミーカイラZZ」と同じ、最高出力225キロワット(305馬力)とした。
アクシーには旭化成の自動車関連部材とシステム計27点が使用されている。リチウムイオン二次電池用絶縁材(セパレーター)「ハイポア」のほか、スイッチ周り部品のプラスチック光ファイバーや車体の軽量化につながるエンジニアリング樹脂など多分野にわたる製品を採用した。
車内の二酸化炭素濃度を感知するセンサーや心拍数をセンサーで計測し、運転者の状態を確認するシステムなどの最先端技術も取り入れた。
旭化成の吉田浩常務執行役員は「自動車領域での総合力をお客さまに強く提案していく」と話した。
(2017/5/18 05:00)
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