[ 機械 ]
(2017/5/19 05:00)
【名古屋】メタルニクス(愛知県大府市、中島利一社長、0562・48・1777)は、ナットと一緒の空回り(共回り)を防止するボルト「リターン・ロック・ボルト=写真」の受注を始めた。高張力鋼板と炭素繊維強化プラスチック(CFRP)など接合が特に難しい複数の異種板材の固定用に、作業信頼性と効率化を両立できる製品として売り込む。
ボルト頭部下が八角すい形状で縦筋の凹凸(ローレット)がある。基板側の穴にボルトを差し込んで頭部をハンマーで軽くたたくと仮の固定ができる。ボルト側を手で固定しなくても、ナットの締め付けがしっかりできる。
ナット締結後の剥離強度は日本工業規格(JIS)溶接ボルト並み。径は標準品がM6とM8。材料は各種選択でき、径、長さは特注にも応じる。
(2017/5/19 05:00)