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[ 政治・経済 ]
(2017/5/29 05:00)
三菱UFJ信託銀行は資産運用する株式の議決権行使の結果について、5月中に個別開示する。当初は2016年7月―17年6月の1年間に開催された株主総会の議決権行使結果を、8月に個別開示する予定だったが、16年7月―17年4月開催分を先行開示する。機関投資家向け指針「スチュワードシップ・コード」改定で個別開示への関心が高まっており、開示を前倒しする。
開示対象企業数は450社、議案数は約1500となる見通し。従来は企業ごとではなく取締役選任など議案ごとに賛否を集計して公表してきたが、各企業の議案ごとに賛否を個別に開示する。
金融庁は3月に、スチュワードシップ・コードの改定案をまとめ、機関投資家に議決権行使の結果を個別開示するよう求めた。三菱UFJ信託はこれに先駆け、2月に個別開示すると機関投資家として初めて表明した。
三菱UFJ信託に運用を委託している年金基金など関係者の関心が高まっている...
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(2017/5/29 05:00)
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