[ 医療・健康・食品 ]

東洋紡、耐性菌感染を60分以内に判定できる体外診断用医薬品を開発

(2017/6/16 05:00)

東洋紡は15日、黄色ブドウ球菌が持つ薬剤耐性遺伝子を1時間以内に検出できる体外診断用医薬品「ジーンキューブmecA=写真」を開発したと発表した。従来より早く検査結果を得られ、患者に対して適切な初期治療を施せる。19日に発売し、消費税抜きの価格は1箱(48テスト分)10万6000円。2020年度に1億円の売り上げを目指す。

同医薬品は東洋紡が販売している全自動遺伝子解析装置「GENECUBE」用の体外診断用医薬品。

抗菌薬が効きにくいメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に感染したかどうかを検査するのに、検体処理を含めても1時間以内に薬剤耐性の原因となるメチシリン耐性遺伝子を検出できる。従来法は検査結果が判明するまで約2日かかっていた。

(2017/6/16 05:00)

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