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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/7/3 05:00)
ゼネコン大手が建築工事の生産性向上を推進する。竹中工務店は建物情報が入っている3次元(3D)モデリングのデータを部材加工会社と共有し、現場作業を効率化する。鹿島は管理システムを本格稼働し、現場が施工に集中できる体制を整える。
2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた工事の本格化や深刻化する人手不足に対応。他業界より遅れている働き方改革の実現にもつなげる。
竹中工務店は建物の3Dモデリング技術であるビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)のデータを、壁の下地で使う軽量鉄骨の加工会社と共有を一部始めた。加工会社はデータで軽量鉄骨の収まり具合を確認して工場で加工する。現場では据え付けるだけですむ。耐火性の木質構造材でも実施する。
鹿島は建築工事の管理システム手法「建築工事トータル・マネジメント・システム(KTMS)2017」を導入した。プ...
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(2017/7/3 05:00)
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