林テレンプなど、荷台カバーを軽量化−「プリウスＰＨＶ」に採用

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  林テレンプと岐阜プラスチック工業が共同開発したトノカバー

【名古屋】林テレンプ（名古屋市中区、林貴夫社長、０５２・３２２・２１２１）は３日、岐阜プラスチック工業（岐阜市、大松利幸社長、０５８・２６５・２２３２）と共同で、従来品より約２割軽い自動車の荷台カバー（トノカバー）を開発したと発表した。２月にトヨタ自動車が発売したプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）「プリウスＰＨＶ」に採用された。

カバーの芯材に岐阜プラスチック工業の樹脂製ハニカム構造材「テクセル」を用いて、高剛性を保ちながら軽量化に成功した。製品は林テレンプがトヨタに供給する。

燃費性能向上の必要性などから、自動車の軽量化ニーズは高まっている。２社は今後、トランクボードなど内装品中心にテクセルの用途をさらに広げる。