[ ロボット ]

東亜利根ボーリングなど、低騒音の自動ボーリングマシン開発

(2017/7/5 05:00)

  • NEDOの支援事業で技術を開発した

東亜利根ボーリング(東京都港区、伊藤春彦社長、03・5775・3321)は、自動ボーリングマシン「ソニックNEO」を開発した。ボーリング時に自動でロッドを継ぎ足し掘削していく。騒音を抑制したため騒音対策を軽減でき、都市部では掘削力を2倍程度に高められる。地中熱利用システムの施工に提案していく。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援事業で技術を開発した。ボーリングマシンの走行や姿勢制御を遠隔操縦でき、掘削時のロッド供給を自動化した。作業人員を減らせる。さらに従来機に比べ掘削作業音を10デシベル、エンジン音を11デシベル低減。騒音対策が軽減でき、実質的な掘削力が倍増する。今後、人工知能(AI)技術を応用し、土質に応じて掘削パラメーターを調整する自動化技術を開発する。

(2017/7/5 05:00)

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