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[ 医療・健康・食品 ]
(2017/7/13 05:00)
崎陽軒(横浜市西区、野並直文社長、045・441・8851)は、8月2日に、約15億円を投じて新設した横浜工場(横浜市都筑区)の弁当製造ラインの工場見学会を開く。受け入れ人数を従来比1・8倍にあたる1日180人に増やす。同工場内のシウマイ製造工程の見学は現在3カ月待ち。見学人数を増やし、顧客ニーズに対応する。
これに先立ち12日、新設した弁当製造ライン(写真)を報道陣に公開した。弁当工場は本社工場(横浜市西区)、東京工場(東京都江東区)につづき3拠点目。新弁当ラインは横浜工場に、延べ床面積2800平方メートルを増築し、うち1600平方メートルを弁当ラインにした。
手作業で行っている弁当を縛る「ひもかけ作業」を自動化した“ひもかけ機”も導入した。現在の弁当生産能力は1日当たり4000―5000個だが、早い時期に同1万2000個へ引き上げたい考え。
8月2日からの見学会では崎陽軒の歴史や製造工程、シウマイや弁当ラインを視察できる。水曜から土曜の週4日が見学日。1日4回で最大45人まで受け入れる。2018年には110周年を迎える同社。野並社長は今年を「飛躍の年にしたい」と意気込んだ。(横浜)
(2017/7/13 05:00)