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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/7/20 05:00)
ゼネコン大手5社の研究開発費が、ロボットなどの省力化・省人化技術や環境・エネルギー分野などを中心に伸びている。2017年度の5社合計の研究開発費は、前年度比8・4%増の510億円程度になる見込みだ。将来の人手不足の深刻化をにらみ建設現場の生産性を高めるほか、省エネルギーやエネルギー管理など、付加価値の高い建物の実現に向け、研究開発を進める。
17年度は5社ともに前年度を上回る研究開発費を投じる計画。共通して挙げているテーマが、人手不足解消に向けたロボットなどの省力化技術と、二酸化炭素(CO2)削減に寄与する省エネ・エネ関連技術だ。建物のエネ消費量が収支ゼロ以下になる「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)」の関連技術の開発に力を入れる。
大林組は前年度比約5%増の110億円を研究開発に充てる。ロボットやIoT(モノのインターネット)を駆使した省力化技術を開発する。スマートグリッド...
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(2017/7/20 05:00)
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