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[ 環境・エネルギー ]
(2017/7/26 05:00)
日立造船は25日、大阪産業技術研究所(大阪府和泉市)と共同で、固体酸化型燃料電池(SOFC)を用いる出力20キロワット級の業務・産業用発電装置の実証実験を始めたと発表した。熱電併給仕様で総合効率90%を達成。同研究所内に設置(写真)して2018年3月末まで試験を実施する。4000時間以上の連続運転により性能や耐久性などを確認する。
実証機は日本特殊陶業製の平板積層型セルスタック24基を搭載。都市ガスを改質して水素を生成する。発電効率は50%以上。寸法は幅2・2×長さ4・2×高さ2・8メートル、重量は8トン。発電した電力は施設内に供給し、排熱も回収して給湯や暖房に利用する。
今後は発電効率や材料などの耐久性向上を課題とし、17年度中の市場投入を目指して小型・軽量化に取り組む。リース供給や実証用途を見込み、食品スーパーやオフィスビル、集合住宅など向けに複数台併設で20キロ―数百キロワットまで対応。常用のほかに防災用途も訴求する。
(2017/7/26 05:00)
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