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(2017/7/28 05:00)
日刊工業新聞社は27日、「第47回機械工業デザイン賞」(経済産業省後援)の贈賞式を都内で開いた。最優秀賞の経済産業大臣賞は日立住友重機械建機クレーンとヤマザキマザックに、日本力(にっぽんぶらんど)賞はアマダホールディングスとアマダマシンツール、スギノマシン、豊田自動織機に贈った。
来賓の藤木俊光経産省商務・サービスグループ商務・サービス審議官は「産業機械としての高度な性能を実現しつつ、現場の需要を踏まえて全体のデザイン性を考え抜いており、感銘した」とたたえた。
専門審査委員代表の青木弘行千葉大学名誉教授は「例年に増して完成度の高い製品が多く、デザイン開発のあり方や、IoT(モノのインターネット)に関する興味深い事例も見られた」と講評した。
受賞者を代表してあいさつした横山昇吾日立住友重機械建機クレーン社長は「受賞製品は開発陣が現場を調査しニーズを把握して開発した。今後も顧客の需要に合わせた製品を開発する」と述べた。
(2017/7/28 05:00)