[ 機械 ]

シーテック2017、工作機械メーカー初出展 ファナックなど参加

(2017/8/1 05:00)

10月3日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕するIT・電機の展示会「シーテックジャパン2017」に、工作機械メーカーが初出展する。現時点でファナック、アマダホールディングス、ジェイテクトの3社が参加を決めた。家電見本市として発展してきたが、IoT(モノのインターネット)総合展への転換を図っており、IT・電機の枠を超え出展者が広がっている。

主催の電子情報技術産業協会(JEITA)などは1日、現時点の出展者を公開し、事前入場登録の受付などを始める。工作機械メーカーはIoTを使ったソリューションなどを展示すると見られる。また、講演には稲葉善治ファナック会長兼最高経営責任者(CEO)らが登壇する。

16年開催の出展者数は648社・団体で、17年は1割程度の増加を見込む。日本端子や台湾の半導体大手メディアテックの日本法人なども初出展し、現時点での出展者全体の3割が新規という。

シーテックは16年開催からコンセプトを「IoT総合展」に変え新たにスタートした。IoTビジネスには製造業からサービス業などあらゆる産業の連携が不可欠。そこで関連製品やサービスの紹介に加え、新ビジネスのヒントや協業パートナーを探すことのできる展示会と位置づけた。

米国で開催される同様の見本市「CES」は先端技術にフォーカスし、最近は自動運転などの展示が目立つ。欧州の「IFA」は住宅関連まで取り込んだ家電見本市として規模を拡大している。こうした中、シーテックはIoT総合展として差別化を狙う。

(2017/8/1 05:00)

総合1のニュース一覧

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

↓もっと見る

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン