[ 政治・経済 ]
(2017/8/4 05:00)
【北京=時事】中国メディアは3日、安倍内閣の改造人事で外相に抜てきされた河野太郎氏を「日本の有名な知中派である河野洋平氏の長男」と伝えた。日中関係に改善の兆しが見える中、中国は日本の新外相を好意的に受け止めている。一方で、小野寺五典新防衛相に対しては警戒を強めている。
中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報(電子版)は、行政改革担当相などを務めた河野新外相の経歴を簡単に紹介。父の河野元衆院議長については「自民党内で中国との友好を主張したハト派政治家で、戦争責任を深く反省した」と詳しく説明し、新外相が同様の姿勢で外交を展開することに期待感をにじませた。稲田朋美元防衛相は「タカ派」として中国でも有名だったが、小野寺新防衛相にも注目が集まる。3日付の環球時報は小野寺氏について「釣魚島(尖閣諸島の中国名)問題で中国に強硬だ」との見方を示した。
(2017/8/4 05:00)
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