ＢＨＰビリトン、カナダの鉱山権益売却検討

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  （ブルームバーグ）

【トロント＝ニューヨーク・ロイターＥＳ・時事】英豪系資源大手ＢＨＰビリトンは、カナダ・サスカチワン州で建設中の炭酸カリウム鉱山「ジャンセン」の権益２５％の売却を検討している。売却価格は約２０億ドルとみられている。

関係筋がロイター通信に対し、明らかにした。

ＢＨＰは「物言う株主」の米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントから事業再編を求められており、建設途中にあるジャンセン鉱山の権益売却の可能性について、投資銀行と協議している。

関係者によると、売却した場合、ＢＨＰはジャンセン鉱山の開発リスクを軽減でき、同鉱山開発プロジェクトへのエクスポージャーも削減できるという。