シェル、メキシコで給油所参入 10億ドルの投資視野

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【メキシコ市＝ロイターＥＳ・時事】英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは５日、メキシコで同社としては初めての給油所を開業した。国営石油会社ペメックスが依然として優位な市場で、外資系の参入が増えてきている。

メキシコでは２０１３年に大規模なエネルギー改革が実施され、数十年にわたったペメックスの独占体制に終止符が打たれた。

給油所に民間が参入し、ペメックス製以外のガソリンや軽油、輸入した燃料を販売することが認められている。

シェルは声明で、給油所を増設する計画だとした上で、「現在の市況が維持されれば」関連投資が今後１０年で約１０億ドルに達する可能性もあると指摘した。