- トップ
- 機械ニュース
[ 機械 ]
(2017/9/8 05:00)
【新潟】長岡歯車製作所(新潟県長岡市、山崎隆社長、0258・23・3333)は、長岡工業高等専門学校と共同で、直交軸の非円形歯車を開発した。不等速回転を伝える機構を必要とする農業機械や印刷機器向けの部品としての利用を想定している。今後、試作を重ねることによって精度を高める。さらに用途開拓にも取り組み、製品化につなげる。
非円形歯車は速い動きと遅い動きを交互に生み出すことや、回転中の変則的な動きなど不等速運動を行う機構に使われる。これを直交軸の歯車機構「ベベルギア」に応用して組み合わせた。ベベルギアは傘状の歯車で、かみ合う歯車のそれぞれの軸が平行ではなく角度を持って交わっている。
両者が行った3Dプリンターで製作した試作品の試験では、設定した速度比で回転することを確認した。
今後、さまざまな速度比に対応した歯車の試作や歯面形状の解析などに取り組み、用途開拓と製品開発につなげる。イネを植...
(残り:204文字/本文:604文字)
(2017/9/8 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。