みずほ銀とソフトバンク、個人向け融資にビッグデータとＡＩ活用

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みずほ銀行とソフトバンクは２５日、ビッグデータと人工知能（ＡＩ）技術を活用した貸し付けサービスを同日から始めたと発表した。店舗を持たず低コストで運営できるメリットを生かし、貸付金利を業界最低水準の０・９―１２・０％とした。金融とＩＴを融合したフィンテックによる融資で個人の資金ニーズにきめ細かく応える。

パソコンやスマートフォンで属性や収入、家族構成など１８の必須項目に応えるだけで返済能力をスコア化する。さらに性格診断に回答するなど１００種類以上の情報を提供すると審査精度が高まり、スコアアップにつながる可能性がある。スコアにより貸付金利を設定。みずほ銀とソフトバンクの利用者はそれぞれ０・１％金利が引き下げられる。

借り入れをする場合は年収証明などが必要になる。申し込んだ当日か翌日に指定の口座に振り込まれる。保証会社の審査ではなくＡＩによるスコアリングモデルを活用することがカードローンなどとの違いだという。みずほ銀とソフトバンクが共同出資で設立したＪ．Ｓｃｏｒｅ（東京都港区）が提供する。