[ ロボット ]
(2017/10/2 05:00)
ヤンマーとコニカミノルタは、飛行ロボット(ドローン)を利用し、農地の観測や解析、生育診断などを手がける共同出資会社を設立した。ドローンを飛ばし上空から収集する農作物の生育状況をデータ化して、農家に作業効率化や省力化を提案する。農家のノウハウ伝承も支援する。日本の稲作農家向けからサービスを始め、ほかの作物やアジア地域を中心とする海外へ展開。2023年度に100億円規模の売上高を目指す。
新会社は「ファームアイ」(大阪市北区、資本金2億5000万円)。出資比率はヤンマーが51%、コニカミノルタが49%。両社は農林水産省の事業を通じ、実証実験を重ねてきた。
同事業はドローンを使って上空から農地を撮影。取得した画像データを基に無人ヘリで散布する肥料の量を自動調整し、収穫量の増加や品質向上につなげる。
コニカミノルタの検知技術と、肥料量を自動調整するといったヤンマーのノウハウを持ち寄った。
(2017/10/2 05:00)
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