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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/10/11 05:00)
鹿島は流動性が高いコンクリートを開発し、岩手釜石市で施工中の「国道45号 唐丹第3トンネル工事」のトンネル覆工に初めて適用した。
コンクリートが型枠内を流れて充てんされる。締固め作業が不要で省人化できる。締固め不足による品質低下も防げる。今後トンネル工事での無人化・自動化に向け、高流動コンクリートを活用し、生産性を高める。
鹿島が開発したコンクリートは、一般的な生コン工場で製造できる中流動コンクリートをベースに改良。コンクリートのひび割れ発生リスクを抑えるだけのセメント量と、流動性を確保する混和剤の配分を最適化した。中流動コンクリートと同程度のコストにし、より流動性を高めた。
従来は移動式型枠の30センチメートル程度の空間にコンクリートを打設し、バイブレーターを用いて人力で締固め作業を行っていた。
(2017/10/11 05:00)
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