[ 地域経済 ]
(2017/10/27 05:00)
【千葉】千葉市は26日、企業を対象に市の所有施設の敷地を飛行ロボット(ドローン)の飛行場所として無料で提供すると発表した。安全が確保しやすいなど飛行環境が整っている郊外に立地する施設の敷地を「ドローンフィールド」として活用する。これにより、ドローン関連産業に携わる市内企業の技術開発促進と市外企業の集積につなげる。
ドローンフィールドの開設場所は3カ所で、大和田調整池の一部(千葉市緑区、面積1万6200平方メートル)と、大高調整池の一部(同、同8500平方メートル)は飛行検証と測量が可能。農政センターの一部(千葉市若葉区、同8550平方メートル)は農業用ドローンの検証ができる。
11月中には利用条件とルールを市のホームページで公開し、12月から提供を始める。熊谷俊人市長は「宅配以外にもドローンの多様的な活用を探るとともに、ドローンビジネスを応援することで関連産業を発展させたい」と述べた。
(2017/10/27 05:00)
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