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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/11/10 05:00)
住友林業と熊谷組は9日、資本・業務提携を結んだと発表した。相互に第三者割当増資を実施して株式を持ち合う。住友林業は熊谷組の発行済み株式数の20%を取得し、熊谷組の筆頭株主となる。熊谷組は住友林業の発行済み株式数の2・85%を取得する。5年後に両社合算で売上高1500億円程度、営業利益100億円程度のシナジーを見込む。
中大規模の木造建築物の建設や再生可能エネルギー事業、海外事業などで提携する。2018年3月までに具体策をまとめ、4月から本格的に協業を始める。住友林業の市川晃社長は「中大規模木造建築物で圧倒的な地位の確立にはゼネコンの機能が不可欠」と提携の狙いを述べた。
近年、施工力強化などを目的に住宅メーカーによる中堅ゼネコンへの出資が相次いでいる。大和ハウス工業はフジタを子会社化。積水ハウスは鴻池組(大阪市中央区)と、旭化成ホームズは森組と資本提携...
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(2017/11/10 05:00)
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