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[ 化学・金属・繊維 ]
(2017/11/20 05:00)
英豪資源大手リオ・ティントのジャンセバスチャン・ジャック最高経営責任者(CEO=写真)は、電気自動車(EV)の二次電池に使われるリチウムの生産に意欲を示した。現在セルビア西部のジェダー鉱床で予備事業化調査(PFS)を進めており、2023年の生産開始を計画している。ジャックCEOは「EV社会に貢献したい。PFSはあと18カ月程度要し、18年末ごろにはコストなどの見通しがもう少しつきそうだ」と話した。
17日に都内で会見したジャックCEOは、同鉱床について「世界クラスになる可能性が大きい」と強調。チリ資源大手でリチウム生産を手がけるSQMの株式取得をリオ・ティントが検討しているとの臆測も取り沙汰されているが、「M&A(合併・買収)関連のうわさにはコメントできない」とした。
EV化の流れについては「中国が新しい政策を導入すれば、一気に市場が広がる可能性がある。リチウムだけでなく、銅やアルミニウムの需要動向も注視している」と語った。
(2017/11/20 05:00)
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