先端材料技術展2017・紙上プレビュー（２）三菱ケミカルほか

【三菱ケミカル／成形・生産性を両立】

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三菱ケミカル　ポリアクリロニトリル系炭素繊維「パイロフィル」とピッチ系炭素繊維のトウ（束）や、これらを用いた炭素繊維強化プラスチック（ＣＦＲＰ）製品を紹介。成形性と生産性を兼ね備えた点が評価され、量産車部材に採用されたＣＦ―ＳＭＣ（Ｓｈｅｅｔ　Ｍｏｌｄｉｎｇ　Ｃｏｍｐｏｕｎｄ）の成形品（写真）を展示する。

【草野作工／発酵ナノセルロース】

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草野作工（北海道江別市）北海道発の新素材「発酵ナノセルロース」を紹介（写真は試験製造設備）。セルロースナノファイバー（ＣＮＦ）の一種だが、パルプ由来のＣＮＦと異なり、農作物が原料となることなどから医療や食品分野への展開も期待される。北海道科学技術総合振興センターが地域中核企業創出・支援事業の委託を受けて出展支援する。

【ＡＤＥＫＡとジーエイチクラフト／繊維層強度を最大限に】

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ＡＤＥＫＡとジーエイチクラフト　繊維強化プラスチックの新製法を提案する。自動で繊維の向きをそろえ、張った状態で樹脂を含浸させて赤外線で硬化、積層して仕上げる。繊維層の強度を最大限引き出せる点を訴求し、自動車の構造材やインフラ、航空機の主翼といった用途を狙う。写真は引っ張り試験後の破壊状態。

【トクセン工業／特殊金属線を紹介】

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トクセン工業（兵庫県小野市）グループ３社で共同出展する。トクセン工業はチタンなどの特殊金属線（写真）、金井重要工業（大阪市北区）は各種炭素繊維製品や高耐熱性不織布、ジャパンファインスチール（山口県山陽小野田市）はマグネシウム、Ａｌ―ＳｉＣ（アルミセラミック複合材料）などの特殊金属線を紹介する。