[ ロボット ]
(2017/11/30 05:00)
まるで映画「スターウォーズ」に登場する「R2―D2」?―。ヤマハ発動機は工場内を自律走行し、IoT(モノのインターネット)にも対応できる次世代AGV(無人搬送車)の試作機「AFV(オートノーマス ファクトリー ビークル)=写真」を29日開幕の国際ロボット展に初出品した。2018年末から19年初めの商品化を目指す。
AFVは走行ラインの敷設が不要で自律走行が可能。ロボットを搭載すれば従来、人が行っていた部品のピッックアップやセットを自動化できる。組み立てや搬送といった生産ラインに外側(フロア)を加え、“フルデジタル工場”として提案する考えだ。
レーザースキャン機能やカメラを搭載し「自動搬送台車としてのコア技術は完成の領域に達している」(村松啓且IM事業部FA統括部長)という。カメラで撮影した映像は離れた場所のモニターでも確認でき、IoTの遠隔監視装置としての活用も見込む。AFVは同社が展開する統合コントローラー「YHXシリーズ」で制御できる。
(2017/11/30 05:00)
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