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[ 機械 ]
(2017/12/5 05:00)
アイダエンジニアリングは電気自動車(EV)のモーター部品を製造するプレス機械の生産能力を現在比1・5倍に引き上げる。近く正式決定し、2018年度に津久井事業所(相模原市緑区)で増産体制を整える。これとは別に中国での生産も検討する。同プレス受注高は17年度に16年度比1・5倍の60億円になる見通しだ。長期で拡大基調が見込めるため、能力増強を判断した。EVが設備需要を喚起している。
アイダが増産する大型高速プレスは、モーターの基幹部品であるモーターコアの製造に向く。津久井事業所に約10億円を投じ、受注高で110億円規模の生産能力を確保する。同事業所で生産している小型プレスは、マレーシアへの生産移管を進める。
大型高速プレスの販売は急伸している。アイダは17年度に16年度比5割増、18年度に同8割増の受注高72億円を計画した。18年度計画で現在の生産能力に達する見込みとなり、以後の成長分を今...
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(2017/12/5 05:00)
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