[ その他 ]
(2017/12/5 05:00)
■アクセスランキング・ベスト10(11/27〜12/3)
1位 忖度御膳、漢祭り、プレミアム…冬のコンビニ弁当にハズレなし!?
3位 ルネサス、AI半導体を米に先駆け投入 高精度な異常検知可能に
4位 ヤマハ発、汎用エンジン増産 21年に年間100万台体制
5位 2017国際ロボット展、きょう開幕 協働ロボ・AIなど注目(動画あり)
6位 ファナック、スカラ型ロボット来月投入 生産ラインの選択肢増やす
7位 【電子版】東芝とウエスタンデジタル、和解・訴訟取り下げへ
◾️解説:ルネサス、AI半導体を米に先駆け投入 高精度な異常検知可能に(11/27)
AI機能を組み込んだAI半導体が大きなトレンドになっている。AI向け半導体ではGPU専業のエヌビディアがリードする一方、グーグルはクラウドサーバー向けに自前で「TPU」を実用化。検索や翻訳、画像認識による写真分類といったウェブサービスのほか、あのディープマインドの「アルファ碁」向けでも活躍している。
さらにアップルは最新スマートフォンのiPhone 8や同Xの自社開発プロセッサー「A11 Bionic」に「バイオニック・ニューロエンジン」を搭載。新機能である顔認識の高速化やさまざまなAI処理に威力を発揮する。スマホ世界3位の中国・ファーウェイも、自社開発のAIプロセッサー内蔵のスマートフォンを12月から日本でも発売した。カメラが被写体を認識し、撮影条件を最適化する。ちなみにアップル、ファーウェイのプロセッサーはともに台湾のTSMCが受託製造している。
日本も国家プロジェクトでAI半導体の開発を進めている。ただ、この分野では半導体というハードウエアだけでなく、アルゴリズムの開発ノウハウも必要とされるだけに、日本にとってはなかなか厳しい競争となりそうだ。
(2017/12/5 05:00)