カナダ政府、F18スーパーホーネット18機 購入計画白紙に

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【オタワ＝ロイターＥＳ・時事】カナダ政府は米ボーイングから戦闘機「Ｆ１８スーパーホーネット」１８機を購入する計画を白紙に戻す方向だ。背景にはカナダの航空機・鉄道車両メーカーのボンバルディアとボーイングの確執が深刻化していることがある。事情に詳しい３人の関係者が明らかにした。

関係者の話では、カナダ政府は代替策として豪州から中古のＦ１８を購入すると来週発表する。このＦ１８は現在カナダ軍が運用しているものと同じ機種だ。

カナダは昨年終盤にスーパーホーネットを買いたいと表明したが、その後ボーイングがボンバルディアの旅客機に不当な補助金が提供されていると申し立てた。カナダはボーイングがもはや信頼できるパートナーとはみなせないと判断した。