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[ エレクトロニクス ]
(2017/12/8 12:00)
(ブルームバーグ)米クアルコムのスティーブ・モレンコフ最高経営責任者(CEO)は、同業のブロードコムからの1050億ドル(約11兆8900億円)の買収提案について、あまりにも問題外のため協議の基盤にもならないとの見方を示した。
ブロードコムが提示した1株当たり70ドルの買収提案は先月、クアルコムに拒否された。ブロードコムは提案内容を維持した上で協議を行いたい考えを示している。同社はクアルコムの社外取締役候補者を指名し、買収攻勢を強めている。
モレンコフCEOはワシントンのエコノミック・クラブで、「われわれは提案が価値の点で問題外だと考えている」と指摘。「われわれの価値はそれからは程遠いというのが少なくとも私の見解だ。もちろん、それを決定するのは取締役会だ」と述べた。
(2017/12/8 12:00)