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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/12/29 05:00)
アルプス電気は2019年4月のアルパインとの経営統合に先立ち、18年秋にも実質的に業務を統合する。18年夏にも各国の独占禁止法の審査が完了する見通しで、承認され次第、業務提携して協業を始める。アルプス電気の電子部品とアルパインのソフトウエアを融合した車載製品の開発や、営業部門の集約を視野に入れる。協業の成果を早期に創出し、統合に懸念を示す物言う株主に理解を求める狙いもある。
車載事業など両社の親和性の高い業務を先行して統合する。車載製品の開発では、アルプス電気の電子部品とアルパインのソフトウエアを融合した電子シフターや、アルプス電気のセンサーや触覚デバイスから収集した運転手の生体情報とアルパインのカーナビゲーションシステムを組み合わせた製品などを検討する。
重複する顧客には、販売窓口や営業を一本化することでコスト削減も狙う。両社は経営統合効果として、営業利益で40億円以上を見込むが...
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(2017/12/29 05:00)
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