[ オピニオン ]
(2017/12/29 05:00)
2017年も残すところあと3日間。すでに年末休みに入った企業も多いだろう。小欄はきょうで年内最後。そこで今年登場した印象的な出来事を振り返った。
ここ数年、訪日外国人客の増加もあって、観光をテーマとした春秋が増えている。今年、特に目立ったのは「豪華列車」。東西のJRが競うように投入した目玉商品が、何度か話題になった。庶民には“高値”の花だが、いつか春秋子もプライベートな旅行で乗ってみたいものだ。
天皇陛下の退位特例法の成立が社会的に関心を集めた。ただ小欄ではわずかしか触れなかった。現時点では産業界の活動にあまり影響がないということだろうか。来年以降、新元号などが決まれば話題になることも増えるに違いない。
逆に最も登場回数が多かったのは、今年の漢字にも選ばれた「北」だ。北朝鮮を扱った春秋は7回だった。弾道ミサイル発射や核実験が報じられるたびに国民は肝を冷やし、米トランプ大統領の初の訪日も、与野党の国会論戦も水を差された。
テレビ番組や各地のイベントなど、従来から読者の皆さんに好評なテーマも数多く取り上げた。残念ながら不祥事が目立つ最近の産業界だが、年明け以降も明るい話題をお届けしたい。
(2017/12/29 05:00)