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[ 機械 ]
(2018/1/12 05:00)
工作機械業界が空前の活況に沸いている。日本工作機械工業会(日工会)は11日、2018年の工作機械受注高が1兆7000億円の見通しだと発表した。17年は初めて1兆6000億円を超える見込みで、実現すれば18年は2年連続で過去最高を更新する。最大需要地の日本、米国、中国、欧州が好調に推移すると予想した。特に中国の拡大は顕著で、先進国市場を中心に発展してきた工作機械産業は新時代に突入する。
工作機械の受注高はこれまで月間1000億円が好不調の基準線と言われてきた。1兆7000億円は桁外れに高い水準だ。それでも業界内では「十分にありえる数字」(森雅彦DMG森精機社長)と賛同する声が多い。
1兆7000億円のうち「外需は1兆―1兆1000億円、残りが内需」(飯村幸生日工会会長=東芝機械会長)とした。内需は89―90年に1兆円を超えたことがあったが、6000億円規模となれば過去10年間では記録的な...
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(2018/1/12 05:00)
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