[ 建設・住宅・生活 ]

ジェムインター、ゲル化剤にヒアルロン酸100% フェイスパックを開発

(2018/1/16 05:00)

  • 防腐剤を不要にしたフェイスパック

ジェムインターナショナル(奈良県香芝市、丸野正徳社長、0745・77・6951)は、ゲル化剤がヒアルロン酸100%のフェイスパックを開発した。ゲル化剤で海藻系のカランギーナンを使用する従来手法に比べ、防腐剤のパラベンを不要にでき、ヒアルロン酸の含有率を高めやすい。近く商品化し、化粧品事業で2020年に3億円を目指す戦略商品と位置付ける。

ヒアルロン酸を粘性流体の状態でプラスチック型に充填し、独自技術で架橋しゲル化した。一般的にゲル状のフェイスパックは、ゲル化しやすいカランギーナンを使用することが多く、パラベンフリーにすることが困難だった。

同社は微細印刷装置や樹脂版を手がける日本電子精機(奈良県香芝市)の連結子会社。親会社が保有する機械技術と樹脂版製造の化学合成技術などを活用し、化粧品事業を展開している。葛城工場(奈良県葛城市)では化粧品や医薬部外品とともに製造業と製造販売業の許可を取得済み。

フェイスパックの新技術は、24日から幕張メッセ(千葉市美浜区)で始まる化粧品開発展で提案する。自社ブランドに加え、OEM(相手先ブランド)での販路開拓も進める。

(2018/1/16 05:00)

建設・エネルギー・生活2のニュース一覧

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

↓もっと見る

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン