[ 科学技術・大学 ]

地デジ電波で水蒸気量推定 情通機構、ゲリラ豪雨予測で試験

(2018/2/1 05:00)

  • (情通機構提供)

情報通信研究機構は、豪雨予測の精度向上へ向け、地上デジタル放送の電波(地デジ放送波)を使った水蒸気量推定手法の試験観測を東京都板橋区で3月までに始める。気象レーダーでは観測できない水蒸気量の分布を知ることができれば、ゲリラ豪雨の発生場所と時間の早期予測が可能になる。

電波は大気中に存在する水蒸気の影響を受け、伝わる速度が変わる性質がある。地デジ放送波で、この伝達遅延をピコ秒(ピコは1兆分の1)の精度で測定し、地表付近の水蒸気量を推定する予定。得られた水蒸気量分布について、気象数値予測モデルに導入し解析することで、大雨予測などを向上する。

(2018/2/1 05:00)

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