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[ 機械 ]
(2018/2/7 05:00)
荏原は2019年12月期までに最大200億円を投じ、藤沢工場(神奈川県藤沢市)でポンプの生産能力を増強する。標準ポンプと半導体製造装置向けドライ真空ポンプの組み立てに、IoT(モノのインターネット)やロボットを導入する。人の介在を極力減らす全自動ラインを構築し、省人化と生産リードタイム短縮を実現する。人手不足が将来も続くと見越し、人による作業が多い生産ラインを刷新。競争力の高い次世代の生産体制を構築する。
汎用的に使われる標準ポンプでは、自動化ラインを追加設置する。1本目は18年後半までに稼働する。当面は人手による既存の組み立てラインと並列で運用する。
ドライポンプについては工場内の空き地に、19年後半の完成を視野に新棟を建設する。まずはロボットでポンプ単体を組み立て、将来は周辺機器を組み付けるユニット化の工程までを自動化する。
ドライポンプは半導体向けが好調で需給が逼迫(ひっぱ...
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(2018/2/7 05:00)
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