[ 機械 ]
(2018/2/14 05:00)
日本工作機械工業会(日工会)が13日まとめた1月の工作機械受注実績(速報値)は、前年同月比48・8%増の1543億9600万円で1月の過去最高を記録した。増加は14カ月連続。内需は同47・3%増の556億1500万円、外需は同49・7%増の987億8100万円で、1月として初めて900億円を超えた。
DMG森精機は1月の受注が同月の最高だった。日工会統計の内需は12カ月連続で増加した。一般機械や自動車をはじめ、多くの産業分野で設備投資が続いている。大手企業にとどまらず、「中小企業の投資が本格化している」(日工会事務局)と分析する。
国が設備投資を支援する「ものづくり補助金」の開始前に例年みられる買い控えは目立っておらず、仕事の多忙さや工作機械の納期の長期化から、積極的に機械を発注しているようだ。補助金の開始が間もなくとみられ、2月以降はこれによる押し上げ効果も期待される。
外需は1月として最高となり、14カ月連続で増加した。世界的な市況の良さに加え、スマートフォン(スマホ)関連の特需や、自動車向けの大型受注があったと想定される。ただ、足元の株安や円高傾向が受注環境を悪化させる要因になりかねない。
(2018/2/14 05:00)
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