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[ 機械 ]
(2018/3/7 05:00)
設立100年を迎える2021年に向けて、新ビジネスモデル“コマツ2・0”が始動した。コマツは01年に始めた建設機械の稼働管理システム「コムトラックス」でビッグデータ(大量データ)の活用に先鞭(せんべん)を付けた。建機世界大手という地位に満足することなく、IoT(モノのインターネット)の領域をも席巻しようとしている。
【再構築】
「最初から論理的に考えていては、イノベーションを起こせない」―。社長の大橋徹二は21年に向けた情報通信技術(ICT)戦略への自信をのぞかせる。
コマツが乗り出すのは、建機販売を軸としたビジネスモデルの再構築だ。コマツ2・0とは、建機が使われる施工分野だけでなく、測量や工事計画の策定支援など工事全般に関与して収益に結び付ける戦略。設立100年を経て第2章に踏み出すのに不可欠だ。
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(2018/3/7 05:00)
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