叡山電鉄、観光用新車両「ひえい」公開

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叡山電鉄（京都市左京区、塩山等社長、０７５・７０２・８１１０）は、新しい観光用車両「ひえい＝写真」を７日公開した。京都市内から手軽に行ける比叡山などへの観光活性化を目的に新車両を投入。

冬季は運休中の叡山ケーブル・ロープウエーなど比叡山へ向かう交通機関が運行を再開する２１日に、営業運転を始める。出町柳駅（京都市左京区）―八瀬比叡山口駅（同）間を大人片道２６０円で運行する。

新車両は比叡山と鞍馬山の荘厳で神聖な空気感などをイメージし、深緑色の車体に、楕円（だえん）形の金色枠や車窓を施した。車内は発光ダイオード（ＬＥＤ）ダウンライトを採用し、着席部をくぼませ快適な座り心地を図る。

訪日外国人向け利用も想定し、英語や韓国語、中国語でも行き先表示する。