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[ 機械 ]
(2018/3/9 05:00)
東陽テクニカは、今夏をめどに車載用の全固体電池の電解質評価システムを中国市場に投入する。2019年に中国で新エネルギー車の生産・販売が一定比率義務化されるのを見据え、研究開発を加速する現地の電池メーカーなどに販売する。また、充電評価装置の販売先を現地に進出する日欧の自動車メーカーなどに拡大する。20年9月期には、中国と日本における電気自動車(EV)向け電源評価事業の売上高を、現行比20倍の10億円以上に引き上げる。
東陽テクニカは、中国で固体電解質のインピーダンス(交流電流の流れにくさ量)測定システムの販売を始める。イオンの高い伝導度が求められる固体電解質の導電率を、マイナス193度―プラス200度Cの温度範囲と100メガヘルツまでの周波数範囲の中で測定できる。
温度を自動制御しながら高周波インピーダンス測定ができるシステムは世界初という。17年10月に日本で発売した同システムを、...
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(2018/3/9 05:00)
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