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(2018/3/13 05:00)
日本発明振興協会(東京都渋谷区、原昭邦会長、03・3464・6991)は12日、日刊工業新聞社と共催で「第43回(2017年度)発明大賞」の表彰式を、東京都港区の明治記念館で行った。発明大賞本賞を受賞した大成技研(東京都足立区、斉藤義貴代表取締役、03・3858・8701)をはじめ計24件を表彰した。
大成技研は、うず溝構造を利用した排ガス用の微粒子捕集フィルターを開発した。装置内部にうず溝構造を設け、排ガス中に含まれる微粒子を遠心力で分離する。斉藤代表取締役は「皆さまへの感謝を忘れず精進していく。発明技術が広く役に立ち、日本経済をけん引するものとなってほしい」と喜びを語った。
日本発明振興協会の原会長は「受賞者は不透明な経営環境の中でも高い目標を掲げ、不屈の精神で継続的努力をしていた」とたたえた。同賞は発明により産業の発展や国民生活の向上に寄与した中堅・中小企業、個人などに贈られる。
(2018/3/13 05:00)