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[ 医療・健康・食品 ]
(2018/4/5 05:00)
製薬各社は性的少数者(LGBT)が働きやすい環境づくりを強化する。武田薬品工業は3月に東京都中央区で完成したグローバル本社内に、利用者の性別を問わないトイレを設けた。中外製薬はLGBTの学生に対応できるよう面接官向けマニュアルを改訂する。協和発酵キリンも家族手当や社宅といった制度を見直す方針。各社は事業の国際化や創薬手法の変化などを踏まえ、多様な価値観を受け入れる風土を形成して優秀な人材の確保にもつなげる。
武田薬品はグローバル本社のオフィス階に、利用者の性別を問わないユニバーサルデザイン(UD)のトイレを合計20以上設けた。LGBTの中には男女別トイレに入るのを苦痛に感じる人がいることに配慮した。
中外製薬は4月に面接官マニュアルを改訂し、5月に面接官へ周知。6月以降の新卒選考活動で活用する。LGBTに関する不適切な発言で学生を傷つけてしまう事態を防ぐ。面接の場で自身の性的指向を告白...
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(2018/4/5 05:00)
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