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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/4/5 16:00)
【ニューヨーク時事】タカタ製エアバッグの大規模リコール(回収・無償修理)問題で、米ミシガン州の連邦地裁は4日までに、タカタが欠陥エアバッグを供給した自動車メーカーに計8億5000万ドル(約905億円)を支払う賠償計画を承認した。タカタが設立する基金から拠出する。
内訳は、トヨタ自動車が1億4130万ドル、独フォルクスワーゲンが1億2370万ドル、ホンダが1億2160万ドル。日産自動車や米ゼネラル・モーターズ(GM)、独BMWなど、支払先は60社を超える。
世界で1億個以上のエアバッグのリコールに追い込まれたタカタは昨年6月、日米で破産を申請。米国では今年2月に再建計画が裁判所の承認を受け、破産手続き完了に向け前進している。
(2018/4/5 16:00)