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[ 環境・エネルギー ]
(2018/4/6 05:00)
京セラは2020年にも、住宅のエネルギー消費量をおおむねゼロに抑えるネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)向けに、太陽光発電と相性のよい蓄電池を開発する。18年中に実証実験を始める。太陽光で作った電力の余剰分を買い取る制度(FIT)の期間が19年度から順次終了するほか、再生可能エネルギーに関心が高い家庭の自家消費需要が増えると判断。大量に蓄電でき、長期間使える蓄電池を作り込む。
京セラは現在、家庭用蓄電池としてリチウムイオン二次電池をOEM(相手先ブランド)調達している。実証実験を通じ、独自の蓄電池技術の開発を強化する狙い。消費者や住宅メーカーの関心が高いZEH向けを含め、家庭用蓄電池の技術ノウハウを深める。実証を踏まえ、OEM生産品に技術を織り込むことも検討する。実証関連の投資額は、試作ラインの構築なども含め10億円程度になる見通し。
京セラの太陽電池事業を中心とした「生活・環境...
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(2018/4/6 05:00)
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