- トップ
- エレクトロニクスニュース
- 記事詳細
[ エレクトロニクス ]
(2018/4/19 05:00)
【京都】ニチコンは電気を蓄えたり放出したりする「アルミ電解コンデンサー」に使う、高温・高電圧に耐えられる電解液を開発した。産業機器は高出力化が進み、高い電圧に耐えるアルミ電解コンデンサーのニーズが高まっている。すでに開発した電解質と今回の電解液を組み合わせて、高い耐電圧性と耐熱性を持つ同コンデンサーの製品化を急ぐ。
三重大学と共同開発した。同電解液は高い電圧に耐える添加剤などを組み合わせ、105度Cの環境下で800ボルトの電圧に耐えられる。同社は2015年に105度Cの環境下で750ボルトの電圧に耐える電解質を開発した。今後、耐電圧性能が800ボルト以上の同コンデンサーの製品化を進め、工場自動化(FA)機器などのインバーター向けに展開する。
(2018/4/19 05:00)
電機・電子部品・情報・通信2のニュース一覧
- 日立からHITACHIへ(上)IoTの司令塔「日立ヴァンタラ」(18/04/19)
- NEC、海外で生体認証拡大 3組織1000人体制に(18/04/19)
- アルバック、スパッタリング装置倍増 台湾拠点を活用(18/04/19)
- AIが「FAQ」自動作成 オウケイウェイヴが法人向けサービス(18/04/19)
- ニチコンと三重大、耐電圧800V対応電解液開発 アルミ電解コンデンサー用(18/04/19)
- ナイトライド・セミコン、ハイパワー深紫外線LEDモジュール(18/04/19)
- ソフトバンクグループ、939億円申告漏れ(18/04/19)
- 経営ひと言/東京エレクトロン・河合利樹社長兼CEO「リラックス」(18/04/19)