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[ 機械 ]
(2018/4/23 05:00)
ファナックはIoT(モノのインターネット)や人工知能(AI)を活用した商品や機能の開発を加速する。工場用IoT基盤「フィールドシステム」では稼働データの分析結果を現場に戻し、各機器をより効率的に動かせる仕組みを整備。AIでは機器の調整を最適化して性能を引き出す機能などを開発する。先端技術を取り込み、工場の自動化をけん引してきた同社の取り組みを追った。(全3回)
「いよいよ機器を動かせるところまできた」。松原俊介専務執行役員は力を込める。フィールドシステムで動かすアプリケーション(応用ソフト)は、これまで機器の稼働監視や異常検知など、集めたデータを処理して分析する機能にとどまっていた。
これを分析結果に基づき、指令を出して機器を動かすアプリや、各機器のデータを同基盤に集めるソフトを開発できるようにした。
ユーザーのアプリ開発も広がる。ある工場ではフィールドシステムに加工システムと寸法計...
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(2018/4/23 05:00)
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