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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/4/24 13:00)
【ソウル・ロイターES=時事】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の韓国子会社は23日、労働組合との間で賃金をめぐる暫定的な合意に至ったと発表した。破産申請の回避で重要な条件をクリアしたことになる。
韓国子会社の広報担当は、合意を受けて同子会社の取締役会は23日の破産申請をめぐる採決を行わないことにしたことを明らかにした。
期限となっていた20日までに労組との間で賃金をめぐって合意に至らなかったことから、取締役会は破産申請をめぐる決定を23日午後まで延期していた。
韓国子会社の首脳は声明で、今回の合意を通じて、同子会社が競争力のあるメーカーとなると表明した。
子会社は声明で、合意を受け、韓国政府系の韓国産業銀行(KDB)による支援や、GMが韓国部門に新モデルを割り当てることに道が開けたと指摘した。
GMの韓国子会社には、GMが77%、KDBが17%を出資している。
(2018/4/24 13:00)