[ ロボット ]
(2018/4/27 05:00)
憧れ変形ロボが現実に-。ソフトバンクグループのアスラテック(東京都千代田区)と三精テクノロジーズ、BRAVE ROBOTICS(東京都江戸川区)の三社は、ヒト型と自動車型に変形する大型搭乗ロボット「J-deiteRIDE」(ジェイダイト・ライド)の試作機を発表した。ヒト型の全長は約4mで二人乗せて300m歩ける。車型の最高時速は60km。遊園地やイベントでの利用を見込む。
ヒト型ロボの二足歩行と四輪走行、変形機能を全長4m、重量1.7tの大きさで実現した。機体骨格はジュラルミン製。変形や歩行用に49の可動部を持つ。歩行速度は時速100m。内蔵電池で約3時間歩ける。
三精テクノロジーズの大志万公博副社長は「我々は子どもだましなものを作る気はない。誰でも乗れる安全性を早急に確立して事業化する」という。BRAVE ROBOTICSの石田賢司社長は「将来、飛行し合体するロボットを実現したい。夢だと言われても、言い続けることで人が集まり、夢が現実のモノになる」と力を込める。
(2018/4/27 05:00)