【電子版】成田空港、第3ターミナルを拡張へ LCC能力2倍に引き上げ

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  成田空港第3旅客ターミナル（ジェットスター・ジャパン）

　成田国際空港会社は26日、格安航空会社（LCC）専用の第3ターミナルを現在の2倍の規模に拡張すると発表した。発着便数の増加に伴う混雑の緩和が狙い。2021年度末の完成を目指す。

　延べ床面積を現在の約6万平方メートルから2倍に拡大。チェックイン機能の増強や出発ゲートの増設も進め、利用客の年間取り扱い能力を現在の750万人から1500万人と2倍に引き上げる。総事業費は未定。

　第3ターミナルには現在、国内LCC大手のジェットスター・ジャパン（千葉県成田市）やバニラ・エア（同）、中国系の春秋航空日本（同）など5社が就航。17年度の利用客は764万人と既に取り扱い能力を超えている。（時事）