[ ICT ]
(2018/5/3 08:00)
米フェイスブックはユーザーに対し、活動データをどのウェブサイトやアプリがフェイスブックに送信しているか閲覧可能にし、そのデータを新ツール「クリアヒストリー」を使って削除するオプションを提供する方針だ。
同社は新機能の開発を進めている。外部の開発者がユーザー数千万人の個人情報を不適切に処理した疑惑が発覚後、フェイスブックのデータ収集やプライバシー保護について反発が高まったことに対応した。
フェイスブックの最高プライバシー責任者、エリン・イーガン氏は1日、ユーザーが「履歴を消去したり、新たな設定を利用したりした場合、当社は身元を識別する情報を削除する」と同社ブログに投稿した。
イーガン氏はクリアヒストリー機能の開発には数カ月かかると説明し、個人情報の削除方法に関して意見を求めるため、プライバシー保護団体や学術関係者、政策当局者や規制当局と協力していく方針を示した。(ブルームバーグ)
(2018/5/3 08:00)